よもやもダンプ

気が向いた時にアウトプットしておくところ

雑記#23

前はSIDで曲を作ったけど、今度はOPNAで曲を作った。
最近はAdlibTrackerでの曲でよく聞く、波形をあまり変調させない柔らかい感じの音が好みで、OPNAでも音色を使えないかと思っていたけど、OPL2、OPL3辺りは基本波形を正弦波以外から設定できるのが分かって、ただパラメータを移すだけじゃ無理で結局自力で再現するしかなさそうなので今回はパスした。
結局いつも自分が使うような音色になったけど、あまり耳にキーンと来るような音は使わないようにしたつもりにはした。
波形をじっくり見ながら音色づくりするのはまた今度。

OPNAはチャンネル数が他のチップチューンに使われる音源よりも多くて自由度が高い。SIDとかだと3音しかならせなくて、チャンネル構成もある程度固まった中でどう曲を作るかってアプローチで曲作りをしていて、まだ作りやすいかなって感じがするけど、OPNAだとチャンネル構成の縛りがないので先に曲のはっきりとしたイメージがないと上手く作れなくて難しい。
曲のイメージも今回はmodの雰囲気の曲を作りたかったけども、自分はもともと昔のPC98とかのゲーム音楽からFM音源を触った口なので、作っている最中からなんだかゲームっぽくなってしまった。
イメージが作っている途中でブレブレだとOPNAみたいなよりどりみどりな音源ではうまく作曲できず、自分の知識とセンスの無さを思い知った。

今回の曲はBambooTrackerを使っているけど、前までのPMDのMMLで作っていた時よりも作曲に対するフラストレーションは減った気がする。
GUIであるから直観的に音符打ち込み、マクロ編集ができるのが大きい。
特にSSGのマクロ編集は、MMLだと細かい指定をひたすらテキストに書いていくのに比べて、GUIだとマウスで変化の軌跡を描画するだけで済む。
やはりティック単位の指定はトラッカーの強みと改めて実感した。
ただ、PMDだとqコマンドにあたるゲートタイム指定がトラッカーだとなくて、ひたすら自力でノートオフを書くのは少し不便かな。
ゲートタイム指定は最初の公開前に一度実装しようとしてコードを書いていたけど、ステップサイズを超えるゲートタイム指定をしたときのノートオフのタイミング検出でテンポチェンジとの兼ね合いが難しくて諦めた。
あったら便利な機能なのでできれば実装したかったな。