よもやもダンプ

気が向いた時にアウトプットしておくところ

雑記#95: コンタクトレンズ・デビュー

小学6年生のときに近視になって眼鏡をかけて始めた.それから20年近くたって,初めてコンタクトレンズをつけてみた.

高校や大学のころになると同級生はイメチェンだったりしてコンタクトに替えたりしたけど,自分の場合は特に気にしなかったので眼鏡のまま続けていた.そんな感じでこれまで眼鏡をかけていたけど,30近くなってから「なんかこのままのイメージだとおもんないなぁ」と今更ながらふと思った.以前よりは金銭的に余裕が出てきたので,何となくそのときのノリで眼科に行ってコンタクトに替えてみた.

コンタクトをつけてみて,正直眼鏡をつけていたときと感覚は大して変わらない.劇的に目が見えるようになったとかはないし,眼鏡をつけていた分の重みを感じないとかは全然ない.ただ他人から見たときの顔の印象は変わるみたいで老けたとか言われた.ちょっと心外.

今のところ鍋やラーメンを食べるときに視界が曇らずに済むのが一番のメリットかもしれない.なんか小さなメリットだな...

逆に眼鏡をつけていたときと違和感がないので,眼鏡のフレームに髪の毛がかかっていたりするのを払う癖やフレームを直す癖がそのまま出て,何もないのに手だけ動かしているときがある.一人でやってるときは何ともないけど,人前でこれをやってるとなかなか恥ずかしい.

最初のころはコンタクトを外すのに15分くらいかかっていて大変だった.何回も取ろうとして目をこすってしまい,外した後には痛みで目が充血していた.最近はだいぶ慣れてきたけどまだ1分くらいはかかってしまう.片目のレンズを外すのはまだ楽だけど,もう片方のレンズを外すときは全然見えない裸眼で確認しないといけないからかなりやりづらい.鏡から10cmくらいまで顔を近づけてやっと見えるので,洗面所の鏡では間の洗面台もあるのですごく変な体勢になっている.もうちょっと自然につけ外しできるようにしたい.

毎日つけるとなると結構値が張るので,眼鏡と併用しつつ外出するときくらいに着用しようかと思う.

雑記#94: 新幹線に乗る

関東や関西へ行くときに新幹線を使うようになった.

浜松は東京と大阪のちょうど中間にあるので,どちらへ行くにもほぼ同じだけの時間がかかる.新幹線を使えば,2時間程度で着くけれど自由席で7500円ほどかかる.一方お得な切符や早得割引を活用して電車やバスを乗り継ぐと,6時間弱かかる代わりに往復で5000円以内に収められる.6時間はすこし長いけど,慣れれば大したものではない.

ここ5年ほどの家計は緊縮財政だったので後者を選択していた.日帰り旅行の時は始発の電車,バスで出発し,最後の便で帰るみたいなことをしていた.おかげで出費を抑えつついろんな所に旅行に行けたけど,最近は早起きしてから夜遅くまで動き続けるのが辛くなってきた.

仕事の出張で関東や関西に行くときは(色々突っ込まれそうなので)新幹線を使う.こういうとき車内でゴソゴソしているとあっという間に到着するので,「新幹線めっちゃ楽やな~」と毎回思っていた.

ちょうど9月に家計を見直したとき,必要以上に支出を渋りすぎてQoLを下げているのがわかった.この後の人生を考えると,お金を経験に替える方が糧になるし,体を痛めつけてまで貯金する必要はない.ここで適度にお金を使う生活に変えないと,死ぬまでこのままになると思ったので,思いきって旅行に行くときは新幹線を使うようにした.

新幹線を使いだして実感したのは旅行に余裕ができたことだった.これまでは何時にどの電車に乗って...といった旅行計画を一週間前からガチガチに組んで,家の用事を前日から当日朝早くに済ませて出発していた.新幹線を使うようになってからは出発も8時9時代でいいので,朝いつもの時間に起きてすこし支度を済ましてから出発できるようになった.新幹線を使えば当日準備しても間に合うので気楽に出かけられる.逆にこれまでは旅行に行くのに結構神経を使っていたんだなと思った.

お金がないならまだしも,使えるお金があるのならうまく使っていかないと,ただ数字を積み上げるだけでしかない.日々の積み重ねの結果,幸運にも今は余裕があるので(そもそもこう自分に言い聞かせないといけない),気楽に過ごすためにも新幹線だったりにお金を使うようにしたい.

とはいいつつ,EX早得やぷらっとこだまは活用するけど...

雑記#93:初めてのライブ参戦

今年のマジカルミライのライブを見に行った.去年はチケット抽選で外れたけど,今年は運よく手に入れることができた.音楽は好きだけどこれまでライブを観たことがなく,人生初ライブがこういう形になるとは正直思いもしなかった.

ライブがどんな感じなのか全くわからず,とりあえず見てみようという気分で入った.チケットの席が会場のどのあたりか全く把握していなかったけど,会場の一番端の列だった.あまりいい席ではないので,どれくらい楽しめるか正直疑問だった.

実際ライブが始まると,なんというか,あのすごい場の熱量にあてられて,圧倒されっぱなしだった.正直自分があまりボカロに詳しくないのもあって,セトリに事前に聞いたことがある曲は少なかった.それでもみんなの手拍子だったりペンライトの上げ下げだったりにつられて,自然と「楽しい」と感じた.演奏・映像・演出・観客すべてが組み合わさってできたあの会場のエネルギーを浴びて,これはすごいと思ったのと同時にあの高揚感をまた体験したいと思った.

自分もいろんな人が想いを生みそれを伝えていくようなものを作っていきたいと思っていて,この感情を人に想起させるだけの力がライブにはあるんだということに,大げさな言い方かもしれないけど感動した.

こういう感情の波が来ているときはそれに乗るのが吉だと思い,そのままの勢いでSHIBUYA PIXEL ARTの前夜祭である音電MUSIC LIVE 4.0も参加した.

箱ライブに来るのはもちろん初めてだったし,チップチューンのイベントに来るのも初めてだった.関西に住んでいたときには京都でたまにイベントをしていたのは知っていたけどなかなか赴く勇気がなく,その後も関東のイベントがあってもスケジュールが合わなかったりそもそもイベントの開催に気が付いていなかったりして機を逃してばかりだった.

いつもはチップチューンの曲をイヤホン・ヘッドホン越しでしか聞くことがなかったので,フロアの大音響で流しているのは新鮮だった.音が大きかったのはなかなか慣れないのできついときもあったけど,このイベントのために組んできたMixだったりを聴いていると自然と体が動いたりした.もしかしたらいつも通りだとそのまま聞き過ごしてしまうフレーズなんかも,あの箱の中で聴くととても印象深く聴こえた気がする.改めてライブの場が持つエネルギーの凄さを思い知った.

チップチューンは自分の作曲の主戦場だと思っているけど,最近は作ることも聴くこともめっきり減ってしまいそうも言えなくなっている状態だった.今回のライブでは受動的ではあるけどもいろんな曲を聴くこともできたし,それに刺激を受けていくつか頭の中にフレーズが思い浮かんだりしてきている.どこかのタイミングでこれを形にしたい.

今回のライブの経験は自分のなかでも結構インパクトがあったと思う.また機会があればほかのイベントのライブにも参加してみたい.

雑記#92: 岡山城と福山城

暑いのに何を思ったか晴れの国吉備に遊びに行った.

岡山城.航空写真で見ると街中にあるお城にみえたけど,実際に赴いてみると自然に囲まれている印象だった.旭川を挟んで後楽園もあり,落ち着いた場所だった.

櫓に丸・三角・四角の穴が開いている.狭間(さま)というらしい.ここから鉄砲や弓矢で攻撃をするっていう話を昔聞いた記憶がある.

なんかポケモンのスタンプラリー?かをやっていた.

烏城とも言うらしい.天守が黒い.

西へ進んで福山城.昼間に見たのは初めて.

これまで駅からか駅前広場からしか見たことがなかったから,こちらの櫓も狭間があるのに気が付かなかった.

こっちの天守は白い.

と思ったら北面だけ黒い.北側は守りが薄く鉄板を貼っているので黒く見えるらしい.

吉備の国には他にも現存天守備中松山城があったりする.こっちも遠目で見たくらいしかないので,いつか行ってみたい.

雑記#91: 中国地方をぶらつく

JR西の株主乗車券を手に入れたので,中国地方を適当に乗り潰してきた.

備後落合駅.18きっぱーでごった返してた.木次線の列車のラッピングに「き♡」と書かれてた.臼杵駅でも同じことをしてた気がする.

宍道駅前を散歩してたら水路にカニがいた.散歩中にカニを見たのははじめてかもしれない.

宍道湖.前来たときに見た夕暮れがきれいだったな.

田儀駅で列車の通過待ち.日本海がよく見える.

日が沈む.

津和野のあたり,島根と山口の県境.車窓から見える井江の瓦が赤いのは,このあたり特産の石州瓦を使っているかららしい.

福山城福山駅から道を挟んですぐとなりにある.駅からも見えてかなり目立つ.

外を歩くには暑すぎるので,今回は移動がメインの旅行になった.中国地方は秋吉台や瀬戸内の島々などじっくり回りたいところもあるから,そこは今度出歩けそうな時期に行ってみたい.

おまけ.敦賀まで足を伸ばしてソースカツ丼を食べた.カツがとんかつというよりカツレツって感じの洋風カツだったのが印象的.ソースはウスター系.おいしかった.

雑記#90: EXPO2025

大阪・関西万博に行った.

ニュースでは予約がすぐに埋まるパビリオンがあったりして人気だというけど,普段自分の周りでは誰も万博の話題をしないので実際どれくらい盛り上がっているのか分からなかった.たまたま万博の1日入場券を手に入れたので,とりあえず観てみるかという軽い気持ちで行ってきた.

今回は来場前に予約が必要で,公式チケットサイトから来場日時を予約しようとしたけど,2週間前ではもう午前中の入場枠が埋まってしまい,1ヶ月先じゃないと予定を入れられなかった.パビリオンの7日前予約予約抽選・3日前先着予約・当日予約も全てできず,この時点で自分の想像以上に来場者が多いのを感じた.

来場当日は小雨が降っていたり天気はあまりよくなかったけど,地下鉄夢洲駅を出てから入場ゲート前で結構並んだ.このあたりはM3でも慣れていたから苦ではなかったけど,それで少し油断してしまった.

ミャクミャク.

東ゲート入ってリングの内に入るといきなり長蛇の列が.事前に人気だと聞いていたフランス館とアメリカ館.この時点で入るのを諦め,外から眺めるだけにした.
フランス館からにじみ出るフランス感とアメリカ館からあふれ出るアメリカ感に笑ってしまった.

行く当てを決めていなかったので適当に会場をぶらついていた. 一番人気のイタリア館は気になっていたけど,あまりの列の長さに並ぶのをやめた.

アゼルバイジャン館は建物がよかった.

その他の小規模なパビリオンやコモンズ館では普段あまり聞いたことのない国の展示があって面白かった.楽器なども置いてあって叩いたり演奏したりできて楽しかった.

ボリビアブース?だったかにあったチャランゴサンポーニャ

オーストリア館はテーマが「未来を作曲する」と音楽をメインに据えていたので観てみた.自動演奏ピアノやタッチパネルでインタラクティブに作曲できる展示があった.こういうインタラクティブな操作で音が鳴るアプリみたいなのは作ってみたい気がする.

予約があっても列に並ぶのは必至だったので,しっかりと楽しむには通期パスを買って複数に分けて行った方がいいと思った.
観て回れたのは少しだけだったけど,普段ふれることのないものを色々見聞きできて楽しかった.

雑記#89: 雑記にタイトルをつけてみる

毎月書いてる雑記にタイトルをつけることにした.

旧ブログから移転してきた時に,技術系以外の話を思いつくままに書く記事として雑記を始めたのだけども,最初のころはその記事の要約をタイトルとしてつけていた.ただ何回か書いているうちに雑記が文字どおり「雑」に「記」したものになってきて,内容にまとまりがなくなってしまいうまく要約できずタイトルに悩むようになった.そもそもこのブログは自分が思ったことをそのままダンプする場であって,きれいに整形したものを書くつもりはないのだから,人の目を引き付けて記事を読んでもらうためのタイトルをわざわざ考えるほどでもないと思ってしまった.結局最初の数回だけ続けて,途中から単に「雑記#XX」だけのタイトルになった.

そんな感じでもう数年続けてきたけど,今回からまた記事のタイトルをつけてみようと思う.というのも,最近アウトプットすることに注力していく中で,記事におけるタイトルの役割の重要性をたびたび認識させられているからだ.技術関係の情報を調べるときにはWebで検索してヒットした記事の内容を読んでいく.ヒットする記事はたくさんあるけど,そこから読む記事を選ぶときにタイトルが自分が調べていることに関係するかを見ている.やっぱりタイトルは記事の要約でもあるので,情報へのリーチのしやすさに大きな影響を及ぼしている.自分のブログの場合,人に読ませるような内容ではないのでリーチしやすさの点ではあまり効果がないのかもしれないけど,たまに自分が過去の記事を振りかえって「あのころはあんなことをやってたんだな」だったり「こんなことをかんがえていたのか」だったり思いかえしてみるときに,タイトルがあったほうがよりそのときを想像しやすくなるのかなと思った.

別の観点でいうと雑記にタイトルをつけていくと,後で過去の雑記を並べたときにタイトルのリストで自分史ができそうでおもしろそうと思った.あと単純にタイトルが書いてあった方が「ちゃんと記事を書いていますよ」感がでていて見栄えがいい気がする(?)

Zennで書いているような技術記事とは違いこちらは適当に書き散らしているだけなので,タイトルも雑になると思うけどとりあえず続けてみようと思う.